少しのバカのせいで社会が停滞するのは良くない
雑記です。
数日前に痛ましい事件が起きました。
新幹線内での無差別殺傷事件です。
このような凶行が二度と繰り返されてはいけません。
本件では犯人に立ち向かった勇敢な男性が命を落とす結果となってしまいました。
犯人は私と同い年の22歳ということで強い憤りを感じます。
この事件を受け、一部で新幹線のセキュリティ強化を要求する声が上がっているようです。
記事のような新幹線全線への警備員配置や乗車時手荷物チェック等です。
私もこのような凶行が二度と繰り返されてはならないと強く思います。
しかし、新幹線セキュリティを強化するのは違うと思います。
たとえ新幹線に刃物が持ち込めなかったとしても、今回の凶行は路上に場所を変えて行われていた可能性が高いように感じます。
そうすると結局凶行自体を防ぐことはできないです。
今回の事件を受けた再発防止手段は新幹線の安全性向上ではなく、障碍者へのセーフティーネット拡充ではないでしょうか。
現在、このようなショッキングな事件が起こると世論がよってたかって目先の本質ではない部分の改善を要求する動きが目立ちます。
(電通高橋まつりさん自殺→働き方改革、日大タックル事件→内田監督辞任要求など)
世の中をより良くしようと動くことは素晴らしいことですが、感情的に目先の問題を叩くだけでなく、その事件が起きた根本を把握し、構造自体を変革することが最重要なのではないかなあと感じました。